ECサイト、オンラインショップに関わられている方々ですと、Magento(マジェント)最近耳にされる機会も多くなってきたのではないでしょうか。

Magentoとは、といったキーワードでGoogle検索すると様々な説明が書かれていますので重複する部分もあると思いますが、海外、特に英語圏ではWordPress(ワードプレス)と同じくらいに有名と言っても過言ではない、枯れに枯れたECサイト構築用のオープンソースパッケジソフトウェア(OSS)で、アメリカのMagento Commerce社が開発し、無償版と有料版を提供しています。
現在Magentoで運営されているECサイトは世界中で25万サイト。ぶっちぎりのシェアを誇っているECパッケージです。

採用事例も強烈で、GUCCHI、PRADA、Lenovo、Samsung、le creuset(ル・クルーゼ)、Paul Smith(ポール・スミス)、North Face(ノースフェイス)など、挙げればキリがありません。ただ見ての通り外資系ばかりで、我らが日本が誇るグローバル企業の名前は出て来ないのが現状です。

Magentoはこのような背景からか、また確かに多言語・多通貨にはじめから対応しているなど、越境ECでの利用用途に注目を浴びていると感じます。
しかし弊社はハードルの高い越境ECももちろんですが、むしろなんだかんだ言ってマーケットの大きい日本国内市場向けだからこそMagentoの活用によって大きなビジネスを容易に生み出すことができると考えています。

多言語多通貨だけならASPでも対応できるようになり、ASPは割高ながらも導入障壁が低い事も事実であり、越境ECだけであればASPの採用も一つの正しい選択だと思います。

海外市場ではなく国内市場向けを考えた場合ですが、まずどれだけMagentoが日本国内向けに整備されているかを整理すると、

  • 表示言語 - 日本語(サードパーティの日本語ロケールのインストールで完全日本語化)
  • 決済代行 - GMOペイメントゲートウェイ、ペイジェント、ソニーペイメントサービス、Webpay、SPIKE、、ベリトランス、Paypal他様々な決済代行との連携に対応済み(サードパーティの連携モジュールが必要)
  • 配送会社との連携 - 日本郵便(国内外便)、ヤマト運輸、日本通運、西濃運輸、佐川急便に対応(サードパーティの連携モジュールが必要)
  • 郵便番号、住所表記、通貨表示など - 日本独特の表記対応もサードパーティの日本語ロケールのインストールで完全日本語化

と言った具合です。
弊社にご依頼頂いたお客様のサイトもMagentoで完全に日本のサイトとして何ら問題ない状態で公開され、大いに販売されていらっしゃいます。
また数多い機能もきちんと運営開始まで説明させて頂き、うまく活用されていらっしゃいますので、心配されるようなこともないのではないかと考えています。

ここまでの内容は日本国内でECサイトを運営することでアタリマエのことが当たり前にできるという内容です。
ですので、Magentoだからできるということが当然無ければMagentoを採用する意味がありませんのでいくつかご紹介します。

Magentoで構築したECだから可能なポイント(これらのうちいずれかは他のEパッケージ、ASPに搭載されていることはありますが、Magentoは全てそろっています)

  • クーポン機能・セール機能 - 以外に以外、EC-Cubeには無いようです
  • セット商品、組み合わせ商品販売 - オーダーメイドの注文が可能です
  • 仮想商品 - サービス・役務の提供
  • ダウンロード商品販売 - 音楽・電子書籍などデジタルコンテンツのダウンロード販売
  • 複数店舗・複数サイト - 1つのMagento環境で多数の店舗を運営できるので、在庫情報は共有しながら別の店舗を立ち上げるケースなどに適しています。

以下はサードパーティのエクステンションで実現できる機能です。

  • ポイント管理機能 - 高機能なポイント管理を実現
  • カレンダー予約販売 - 飲食店や美容院、各種スクールなどサービス業を営む方々ににおすすめな、サービス利用時間を指定の上で日次を予約、決済まで行う
  • イベントチケット販売 - コンサートやライブ、各種催し物の座席数、座席ランク、開催日時などを指定の上でのチケット販売が可能
  • Facebook上で販売ストア公開
  • ECアプリ - iPhoneやAndroidといったスマホ、タブレット用の専用アプリを構築
  • ECモール・オンラインショッピングモール - もともとが複数店舗機能を有するため、エクステンションの追加でいとも簡単にモール型のECサイト環境を用意できます
  • Facebookのシェアで割引ゲット - いいね!ボタンなどがあっても、ユーザーには押す動機がないのですが、割引されるなら押しますよね。口コミ集客効果が大いに狙えます。

サードパーティのエクステンションは何しろ3,000以上もあるので挙げればきりがないのでこれくらいにしておきますが、やはり世界のトップシェアを誇るソフトウェアだからこそ、世界中のベンダーがこぞって面白いエクステンションを作られているという点は、間違いなくMagentoを採用する利点であると言えます。

デザインテーマも秀逸なテーマが700種以上公開されており、レスポンシブは当たり前、価格もUS$100以下のものがほとんどで圧倒的にお手頃でもあります。

またこれまではECといえば物品を販売するというところまでしか考えられていなかったのかと思いますが、航空券のネット予約購入や、飲食店のクーポン購入など、様々な取引が電子取引されており、広義の意味でEC=電子商取引の意味を捉えればこれらもECの一種です。

しかし日本国内のパッケージやASPでは全くこれらに対応していない中唯一(サードパーティが必要になることも多いですが)Magentoだけが開発を行わずとも実現が可能になるという点が非常に大きなポイントに間違いありません。

これまで店舗を構えることが必須で、ネット活用にあたっては各業種ごとのポータルに利用手数料を払って登録し、ネットからの集客するしかなかったような業種の方々も、Magentoを採用することで、気軽に自社でのネット集客、販売、それでいて欧米スタイルの気すっきりしておしゃれなサイトを用いた新たなビジネスが可能になるのです。

これは今後の日本国内でのビジネスにおけるインターネット活用の大きなターニングポイントになると考えています。

以上のようなこれまで出来なかったことをいとも簡単に可能にするツールがMagentoなのです。

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