MagentoとかECとか関係ない話で恐縮なのですが、てるみくらぶの倒産により旅行代金を大損してしまった方々が多い大変嘆かわしい状況です。

何を隠そう私ではありませんが、私の家族もその被害者です。そしてその家族ですが旅行代金の一部のお金が返ってくることが確実になった事例があったので紹介したいと思います。

必ず全員が返ってくるわけではないということを予めお断りしなければならないのも悔しい話ですが、以下の条件に当てはまる場合、JATAからの保証に加えた費用が返ってくることが可能性としてあります。

  • まだ旅行予定だった日程に達していない場合
  • 旅行の移動手段が飛行機だった場合

私の家族はてるみくらぶのせいで旅行がパーになりましたが、せっかく予定を組んだので別の旅行会社(HIS)で同じ飛行機を使うという内容で予約をした所、旅行会社から連絡があり、

飛行機が既に予約されているんですけど・・・

という事を聞かされ、はじめ「????」となったのですが、その既に予約していた飛行機こそ、てるみくらぶが予約していた飛行機だったのです。そして飛行機会社も倒産していて存在しない法人であるてるみくらぶに対してキャンセル料は支払えないので、直接搭乗予定であった私の家族にキャンセルした費用が返ってくるということになったのです。
私の家族の友人も確認した所、全員返ってくることになりました。ホテルも聞きましたが、予約自体入っていなかったのでこちらはキャンセル料金の払い戻しはできませんでした。

つまり、てるみくらぶは倒産前、取引先や銀行に対する返済のために、いちばん大切であり、これまで会社を支えてくれていたはずのお客様対して行けるはずのない旅行商品を売るという詐欺行為を行い、タイミングを計画していたであろう倒産直前で取引先である飛行機会社やホテルにキャンセルをかけ、その返済資金をかき集めたのですが、全部が全部キャンセルされていたわけではなかったということの結果ではないかと考えてます。

ちなみに私の家族とその友人が利用しようとしていた飛行機会社はJALです。被害者の皆様はお金がパーになったと嘆いているところかと思いますが、利用しようとしていた飛行機会社やホテルなどに直接確認されることをおすすめします。私の家族も57万円中飛行機代が約20万円返ってくることになりましたので、支払ったお金の全てが返ってくるわけではありませんが、落胆していた状態を考えるとかなりマシになるのではないかと思います。

また本件、日本の法制度にも根本的な問題があることが浮き彫りになった問題でもあると思います。取引先および融資をしていた銀行だけが守られる(つまり優先的にてるみくらぶから返済される交渉ができる状態にあった)、JATA等の補償制度の掛け率が低すぎたという2点かと思います。

てるみくらぶ元社長を詐欺で刑事事件で訴えることも必要なことと思いますが、民事で攻めても個人的な資産からしか返済されずJATAよりも低い雀の涙程度のものしか得られ無いのではないかと思います。(資産があるなら倒産前に社長のポケットマネーを資本金として増資するか役員貸付にして会社を延命も出来たはずです。)そこで、新聞やテレビと言ったマスコミにも働きかけて世論を味方につけた上で、取引先や銀行を相手に民事と刑事の両側面で叩くという訴訟を集団で起こすということが重要なのではないかと思います。私自身も同じ被害にあってはたまったものではないので、倒産したから保証しなくていいのではなく、倒産のときにも公平に痛みを分かち合える法制度がなかったことを変えていかなければならないと感じました。