2015年11月に正式リリースされたMagento2をインストールしてみました。
インストールしたバージョンは2.0.0です。

Nginx+PHP FPMで動かしておりますが、Nginxのコンフィグファイル内で、development、production、defaultという3つの動作レベルを設定できるようになっており、productionで動かしたところCSSが何も読み込まれない、developmentにしたところエラー画面しか表示されないといったところに見まわれ、defaultで動かしています。その他の動作レベルでちゃんと動くのかは謎です。

またWebのウィザードでインストールしましたが、どうもインストール途中で止まってしまうため調べたところ、PHPのセッションを格納するフォルダの権限で怒られていました。Magento1系も同じサーバ上で動いていまうので気にしていなかったのですが、Magento2ではここは権限を変更してあげないといけないんですね。
ちなみにここです。

# chmod ugo+w /var/lib/php/session

デモ環境はこちらで実際に触っていただくことも出来ます。

Magento2 デモサイト

どうでしょうか?フロントサイドだけではわからないという方は、お問い合わせフォームにご連絡頂ければ、管理画面のIDとパスワードをお知らせいたしますので、触っていただく環境をご提供致します。

Magento2からは日本語ロケールがはじめからサポートされているんですね。
どこかの会社様が翻訳されるまで待ちかなと思っていたのですが、日本語化が直ぐにできることがわかったため、インストールしてみました。

少し触ってみて、Magento1.x系の比較も踏まえて、少し触った時点で気づいた事をいくつかご紹介したいと思います。

管理画面でCPUが100%ですぐに張り付く

Nginx+PHP-FPMで動かしていますが、topを見ていると管理画面で何か操作するにつけてはphp-fpmのデーモンが100%に張り付き、暫く待たないと次の動作ができません。
実用に耐えうるまで待ちかなと思います。

管理画面のUIについて

Magneto1系で実施したかったことの殆どはちゃんと踏襲されていますが、それぞれのメニューがどこに有るかというところが変わりました。
例えば「System」-「Configuration」の多くは、「Stores」の「Configuration」の中に格納されています。 Magent2 システム設定関係の画面

管理ユーザーごとに言語ロケールが指定できるようになった

これはいくらか便利になった機能だと思います。Magento1系では、デフォルトに設定したロケールで管理画面が表示されていましたが、Magento2では、管理者ユーザごとに、管理画面を使用する際の自身の言語ロケールを設定できます。

購入の決済フローがシンプルになった

Magento1系では、住所を選び、配送方法、支払い方法を選んでの決済という、この処理ごとに画面遷移が発生していましたが、Magento2では、配送先住所と配送方法を同時に選択し、次の画面で支払い方法を選ことで注文できますので、処理はスムースになりました。しかし決済ボタンを押してからの処理が遅すぎますので、これも実用的にはまだまだと考えています。

1. 住所入力と配送方法選択
Magent2 住所入力と配送方法選択

2. 決済方法の選択と注文確定
Magento2 決済方法の選択と注文確定

JSとCSSがマージだけでなく圧縮もされるようになった

マージだけであればMagento1系でもできていたのですが、マージされたJSおよびCSSは圧縮されず、Google Speedテストで怒らてていましたね。
Magento2 デモサイトで試したところ87点。まずまずの結果です。
しかしMagento2では圧縮もされるようになっています。
しかし実際設定してみると、CSSはちゃんとマージされているんですが、JSはたくさんのファイルをダウンロードしています。
こちらもまだまだといったところなんでしょうね。
Magento2 JSとCSSの圧縮

注文メールなどはまだ一切翻訳されていない
画面周りは結構翻訳が進んでいるようですが、メールはまだ全く手付かずのようで、Magentoから送信されるメールは全て英語のままです。
時間があれば翻訳して本サイト上にアップしようかなとも思います。

※2017年4月7日現在、フラッツ(Flatz Inc.)様ご協力の下、フラッツ様の制作された日本語環境がインストールされたMagento2.1のをデモを改めて公開しております。 -> Digital-Free Magento2.1デモサイト

今後また操作を行い気づいた点や、Magento2用のおすすめのエクステンションや、バージョンアップ情報など、ご紹介してまいりたいと思います。